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安全マニュアル |
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住居について |
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(ア) |
住居の選定
当地への赴任者が最初に直面する問題が居住場所です。社宅や前任者の住宅を引き継ぐ場合は別として、自分で探すときはまず地域の治安をよく考慮する必要があります。一般的に次のような場所や家は避けた方が良いでしょう。
道路にゴミが散らかっており、壁等に落書きが多い地域
スーパーマーケットや店が鉄格子等で厳重に囲まれている地域
地域に緑が少なく、庭の手入れが悪い家が多い地域
付近のショッピングモール等における客の服装や態度が乱れている地域
フリーウェイの出入口に近い地域
表通りから見えない家
玄関周辺に樹木が生い茂っている家
夜間、周辺の照明が十分でない家
アパート選定上の着意
防犯上、アパートは侵入箇所が制限されているという利点がありますが、反面、外か ら隔離された密室になるという大きな欠点があります。入居にあたっては、地域の治安 状況、入居者の状況、ガードマン・セキュリティの有無、玄関・ガレージ等の出入規制 要領、各部屋の施錠状況及び介在する不動産業者の信頼性等を確認し、慎重に選定する 必要があります。
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(イ) |
住居の防犯対策
入居契約をする前に、防犯上の注意点を参考に点検を行い、不十分な場合には、家主に確実に処置させるとともに、場合によっては警報装置等の取り付け交渉を行うことも、安全な生活をおくる上では必要なことです。
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□ |
ドア、窓の確実な施錠
殺人、強盗犯罪の多くは、昼夜を問わず住居への侵入により発生しています。その手口は決まって鍵のかかってないドアや窓からの侵入です。鍵をかけることは防犯の基本ですが、これを疎かにしたために被害に遭う例が多いようです。 建物の外周を門、塀、垣根などに囲まれている場合には、侵入の障害となるため抑止効果が期待できますが、これも門の鍵が施錠されていなければ意味がありません。また建物の玄関、裏口等全ての出入口は日常から施錠するよう心掛け、予算に応じて警報装置を取り付けておくと防犯効果が高まります。また、夜間対策として屋外、特にドア周辺には屋外灯を設置し、一晩中点灯しておくのも効果的です。
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□ |
緊急連絡先リストの整備
電話は緊急の際、救援を求める手段となります。緊急連絡先リスト(911、所轄警察署、友人等)を作って自宅電話の脇に備え付けておくと同時に携帯電話にも登録しておくと咄嗟の対応が可能となります。また個人情報の防護策として、見知らぬ相手から電話を受けた際には、まずは先方がかけた先の名前や電話番号が正しいかを確認しておけば、間違い電話であっても相手に必要以上の情報を与えなくて済みます。もし迷惑電話等でお困りの場合には電話帳に名前を掲載しないサービス(電話会社へ依頼、有料)もありますので必要に応じて利用すると良いでしょう。
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□ |
良好な近所づきあい
日本のように手土産を持って挨拶に回る習慣はないようですが、隣人に出会った時は努めて挨拶するなど親しくしておき、相互の信頼関係を普段から築いておくことが大切です。
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バケーション・ホールド
長期不在間、新聞及び郵便受けを放置しておくことは、空き巣の絶好のターゲットになります。隣人に新聞、郵便物の保管管理を依頼するか、郵便局や新聞配達所にバケーション・ホールドを依頼しておきましょう。また、照明を自動的に点灯させるセンサーやタイマーの設置も防犯対策となります。
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