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  2017年7月20日
南カリフォルニア経済概況
  南カリフォルニアの主要産業は不動産/リース、航空宇宙、専門職/ビジネスサービス、製造、コンテンツ・エンターテインメント、情報(映画産業含む)など従来の産業に加え、近年は、バイオ医学技術、情報技術、環境技術産業などの新しい産業も成長してきています。ロサンゼルス港とロングビーチ港は合わせて全米最大の海上貨物取扱量を誇り、国際物流の重要な拠点となっています。2017年7月現在、南カリフォルニア州の経済は概ね好調に推移していますが、供給不足を主な原因としてロサンゼルス郡内の住宅価格や賃貸料は上昇傾向にあります。またロサンゼルス郡内では鉄道をはじめとする公共交通機関(メトロ)のプロジェクトがいくつか進んでおり、ロサンゼルス郡や市当局は慢性化する交通渋滞の緩和に努めています。ロサンゼルス郡経済開発公社はロサンゼルス郡の年間失業率が2018年までに4.9%まで低下すると予測しています。

アリゾナ州経済概況
 

アリゾナ州は従来5C(Copper, Cattle, Cotton, Citrus, Climate)に代表される州と言われ、鉱業や農業を主要産業としていました。しかし近年では、豊富で廉価な土地や住居費に魅せられ企業や人が州内に移転する動きが見られると同時に、主要産業もハイテク・半導体、航空宇宙、環境、バイオ研究などの新しい産業が発展してきており、州経済の中心は第1次産業から、第2次、第3次産業へと移りつつあります。また、グランド・キャニオンやセドナを中心とした観光業の発展も目覚ましく、日本からも多く旅行者が毎年訪れます。2017年7月現在、州都フェニックス市(マリコパ郡)を中心としたフェニックス都市圏の経済は順調に推移しています。失業率は低下傾向にありますが、全米平均4.4%(2017年6月)と比較すると5.1%(同5月)と依然高い水準にあり、全米51州のうち第47位です。

主な経済指標 (2016年)
 
  南カリフォルニア カリフォルニア州 アリゾナ州 全米
人口 2,291万人     注1 3,925万人 693万人 32,312万人
総生産 11,197億ドル 注2 26,027億ドル 3,030億ドル 184,536億ドル
年間失業率 5.20% 注3 5.40% 5.30% 4.90%
年間個人所得 4,7514ドル    注4 55,987ドル 40,243ドル 4,9571ドル
消費者物価指数 1.90% 注5 2.30% 1.60% 1.30%

出典:米国労働省経済統計局、米国国勢調査局、カリフォルニア州労働開発局

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注1&4: 当館所轄9郡(ロサンゼルス郡、インペリアル郡、サンタバーバラ郡、サンディエゴ郡、サンルイス・オビスポ郡、オレンジ郡、ベンチュラ郡、サンバナディーノ郡、リバーサイド郡)の数値

注2&3: ロサンゼルス大都市圏(ロサンゼルス郡、オレンジ郡、リバーサイド郡、ザンバーナディーノ郡、ベンチュラ郡の5郡)の数値

注5:   ロサンゼルス郡、リバーサイド郡、オレンジ郡の年間平均変化率(対前年比)

 




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