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平成25年度外務大臣表彰受章者(団体) お知らせパスポート届出証明
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在ロサンゼルス日本国総領事館は、平成25年2月1日(金)ハンティントン・ライブラリー美術コレクション&植物園(スティーブン・コブリック館長)の長年に亘る日米間の相互理解促進への貢献、及び日米桜寄贈百周年に際し我が国のシンボルである桜を積極的に当地で広めた功績に対し、外務大臣表彰を行いました。
外務大臣表彰は、国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国との友好親善関係の増進に,特に顕著な功績のあった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対する日本国民の理解と支持を一層深めることを目的としています。
<ハンティントンライブラリー美術コレクション&植物園について>

1903年、鉄道事業や公益事業、不動産業で巨額な富を築いた実業家ヘンリー・ハンティントン氏は、サンマリノ牧場を購入、様々な植物の収集始め、日本庭園を含む現在の植物園の基礎を作りました。1919年には、非営利機関「ハンティントン・ライブラリー美術コレクション&植物園」を設立し、1928年に一般に公開を開始、今日では世界的に著名な研究・教育、及び文化機関となりました。

同ライブラリー内の日本庭園は、北米では最も古く、さらに最も本格的な庭園であり、来園者のお目当てとなっています。9エーカーの敷地内には、多くの鯉が泳ぐ絵葉書のような池や、珍しい太鼓橋、伝統的日本家屋を有し、1912年の完成以降、2千万人以上の来園者を魅了してきました。2012年4月に日本庭園は設立100周年を迎え、総額680万ドルと1年間の改修期間を経て、ハンティントン・ライブラリー内で最も愛される庭園として再開園されました。

友好のシンボルとしての桜
桜は, 1912年に当時の東京市よりワシントンDC市に3,000本以上の苗木が寄贈されて以降、日米両国間の長期に亘る友好の象徴として親しまれてきました。ハンティントン・ライブラリーは1970年代、 南カリフォルニアの気候に適したピンク・クラウド種を開発し、以後、同種の植栽を当地で広めて来ました。さらに、ワシントンD.C.の桜の寄贈を記念した日米桜寄贈100周年記念事業に深い理解を示したハンティントン・ライブラリーは、2012年に当地の公的機関や団体へ1,300本のピンク・クラウドの苗木を寄贈しました。

日米友好の象徴である桜を広めることに加え、同ライブラリーは、日本庭園を文化普及のためのプラットフォームとして紹介することにより日米間の相互理解を更に深めることに寄与してきました。同ライブラリーは、生け花クラス、盆栽の展示会、茶道等を含む、多岐に亘る日本芸術や文化を学ぶための多くの機会を南カリフォルニアの人々に提供してきました。

公邸で行われた授章式の模様

新美総領事(中央)、中村領事(右端)とハンティントンライブラリーの皆さん 新美総領事と植物園園長ジム・フォールサム氏
新美総領事と植物園園長ジム・フォールサム氏、モーシャー理事 新美総領事とモーシャー理事
 
同ライブラリーで開催された日米桜寄贈100周年記念事業キックオフイベントの様子は、こちら
平成23年度外務大臣表彰受章者(団体)は、こちら




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