ハリウッド商工会議所は、世界的に著名な日本人俳優であり、侍の名演技で知られる、故三船敏朗氏の殿堂入りを発表し、11月14日(月)、「ウオーク・オブ・フェーム(名声の歩道)」に埋め込まれた同氏の星形プレートを披露する式典が開催されました。
三船敏朗氏は、生前、黒澤明監督の代表作、「羅生門」、「七人の侍」、「用心棒」等を含む、約150作品に出演しました。
式典では、三船氏の孫で、三船プロダクション社長も勤める、俳優三船力也氏が敏郎氏の殿堂入りを受けて、参加した多くの人々に対し感謝の気持ちを示しました。来年は、三船敏朗氏の没後20年にあたり、力也氏は、「祖父の業績を認めていただき光栄に思います。」などと述べました。
前日には、アカデミー賞受賞監督であるスティーブン・オカザキ氏による三船敏朗氏のドキュメンタリーフィルム、「Mifune: The Last Samurai」が、AFI2016年映画祭で上映されました。同作品は、全米一般公開に先駆けて、ニューヨーク(11月末)、ロサンゼルス、サンフランシスコ(12月)に於いて、各映画館で上映される予定です。
ジャパン・ハウス・ロサンゼルスと国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターは、同上映に際し、文化面での支援、当館は、コミュニティーに於ける広報協力を行なっています。 |