第4回「ジャパン・コンテンツ・ピッチ」の開催

令和4年10月7日
9月28日、総領事公邸にて、JETROロサンゼルス事務所および米ユナイテッド・タレント・エージェンシー(UTA)との共催イベント、第4回「ジャパン・コンテンツ・ピッチ(Japan Contents Pitch)」が開催されました。
 
曽根総領事から、今年公開されたマイケル・マン監督作の「Tokyo Vice」の東京ロケの成功などにも触れられ、「10月11日からの日本への渡航制限緩和の流れなどをきっかけとして日本とハリウッドの行き来が活性化してほしい。日本領事館やJETROはそういった様々なコラボレーションを支援していきたい。」といった力強い挨拶のあと、俳優・プロデューサーであり、本イベント実施おいてアドバイスを行うマシ・オカ氏の司会のもと、日本から参加した関西テレビ、TBSテレビ、テレビ朝日、読売テレビの4作品について、北米でのリメイクにつなげるためのピッチ(売り込み)が行われました。

米国コンテンツ業界では、アイディア枯渇が指摘されるなか、米国にないコンセプトを持つ、米国外作品のリメイク需要が高まっていることを背景として、 これまで2019年6月に第1回目、2021年6月に第2回、2022年3月に第3回が開催され、4回目となる今回は3年ぶりの対面開催となりました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて以来初の対面開催となった今回のイベントは、ハリウッドのストリーミング配信やケーブル放送局でドラマ制作を行うバイヤーやプロデューサー含む約15名が参加し、ピッチ作品の選定や意見交換の機会となりました。
 
今回のイベントを通じてさらに多くの日本作品の海外進出が期待されます。更に、今年はマイケル・マン監督のドラマ「Tokyo Vice」が、「世界で最も撮影が難しい都市」といわれる東京で撮影されるなど、日本における撮影誘致についても注目が集まっています。

(参考記事)
・JETROロサンゼルス事務所ビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/09/7b33bafc177b42e4.html
 

総領事による挨拶

レセプションの様子


(過去の記事)

・第1回「ジャパン・コンテンツ・ピッチ」
https://www.la.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/JapanContentsPitch_J.html

・第2回「ジャパン・コンテンツ・ピッチ」
https://www.la.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/2021_JapanContentsPitch.html
 
・第3回「ジャパン・コンテンツ・ピッチ」
https://www.la.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/2022_JapanContentsPitch.html
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