比嘉 朝儀 【旭日双光章】

比嘉 朝儀氏は昭和15年11月14日、沖縄県中頭郡中城村で生まれました。普天間高校卒業後、ロサンゼルスに住む叔父の支援を受け渡米し、日の出豆腐株式会社で勤務しながら勉学に励み、1970年ウッドベリー大学で国際貿易の学士号を取得。その後ラッキーストア株式会社(現在のアルバートソン株式会社)に入社、平成13年に定年退社されるまで勤めました。
同氏はこれまで長年にわたり、様々な日系団体にて積極的に活動してきました。ロサンゼルス市内の日本語学校「羅府上町第二学園」では昭和50年から計15年間ボランティアとして奉仕しました。期間中には4年間副理事長、3年間理事長を務められ、青少年育成及びロサンゼルスの日系コミュニティにおける日本語教育、日本文化の普及に貢献しました。
北米沖縄県人会では5年にわたって会長を務め、「カタヤビラ・ウチナーグチ(語りましょう、沖縄語)教室」の開講や「高齢者クラブ」の開設、「図書室の設立」を遂行しました。平成17年には県人会功労賞、翌年には「第四回世界のウチナーンチュ(沖縄の人)大会」に於いて米国と沖縄の架け橋の役割を担う「新ウナチー(沖縄)民間大使」に任命され、平成23年には「第五回世界のウチナーンチュ大会」において県系人社会の発展と、在住国及び日本国との友好親善に寄与から、功労賞を授与されました。
同氏はボランティア活動として、ラジオ番組を通じた日本、沖縄文化の普及にも尽力しました。24時間日本語ラジオ放送局TJSの番組「ハイサイ ウチナー(こんにちは 沖縄)」ほか当地二つの日本語ラジオ局にて、計11年にわたり番組パーソナリティを無償で務め、日系人が日本語を維持するために大きな役割を果たしていた日本語放送の運営・維持に大きく貢献しました。また、番組では沖縄の方言や文化の紹介も行い、特に若い世代への言葉や文化の伝承に尽力しました。
平成23年には当時南カリフォルニアの42県人会が加盟していた南加県人会協議会の会長に就任。3月の東日本大震災発生時には、混乱する日系コミュニティの旗振り役として奔走し、米側関係機関と連携する上で中心的役割を果たしました。総額約18万ドルもの義援金を集めたほか、「東日本大震災被災者100日目追悼法要」を始めとし、様々な復興支援イベントで被災地に励ましの言葉を贈り、復興支援に向けた当地日系コミュニティの団結と復興支援活動に大きく貢献しました。
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