近年、海外でのテロ事件や自然災害が増えていますが、海外で大規模な災害が発生した際には、その地域に居住していたり、またはその地域を旅行している方が日本のご家族や知人・友人に自らの安否・所在を直接連絡し、ご家族等を安心させることが大切です
しかし、海外で大規模な災害が発生した場合、電話回線が混雑したり、電話会社がサービスを停止したりすることがあるため、被災地までの電話がつながり難い状況になり、日本の家族等と連絡ができない可能性があります。
外務省は、このような連絡を取りやすくするため、在留邦人と旅行者の多い全米(ハワイ、グアム、サイパン、プエルトリコ、米領バージン諸島を含む)及びカナダ地域を対象とした「全米・カナダ邦人安否確認システム」の運用を2006年9月8日に開始いたしました。
このシステムにより、被災地にいる方が自らの安否・所在に関する音声メッセージを米国内のデータセンターに録音し、そして、日本の家族等がその音声メッセージを再生することによって、災害時においても、被災地にいる方の安否・所在を迅速に確認することができます。 |