令和4年秋の叙勲 ケイト・レナード氏に対する叙勲伝達式

令和5年2月9日
日本時間2022年11月3日、令和4年秋の叙勲受章者が発表され、当館管轄地域からはケイト・レナード氏が旭日中綬章を受章しました。
 
これに対する叙勲伝達式が、2023年2月2日(木)、サンディエゴ日本友好庭園内にある稲盛パビリオンにおいて行われました。当日は、レナード氏のご家族・親戚をはじめ、レナード氏の長年にわたる日米友好親善活動に携わってきた方々が、文化、教育、政治、軍関係などさまざまな分野から出席しました。
 
Ms. Leonard and Consul General Sone
 
Group Picture
 
Congratulatory Remarks by Mr. Ravinder Sethi,
CEO of JITCO Group Limited
 
Congratulatory Remarks by Ms. Satomi Yoshida,
CPA, Director at Hutchinson and Bloodgood LLP
 
Congratulatory Remarks by Ms. Erin Forsyth
and Ms. Elizabeth Forsyth
(Ms. Kate Leonard’s daughters)
 
Toast by Mr. Dennis Otsuji,
Board President,
the Japanese Friendship Garden San Diego
 
 
 

ケイト・レナード氏の経歴・表彰理由は以下のとおりです。 
 
賞賜:旭日中綬章 (The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Neck Ribbon)
功労概要:日本・アメリカ合衆国間の交流の促進及び友好親善に寄与
主要経歴:現 在サンディエゴ日本国名誉領事
 
ケイト・レナード氏は、カリフォルニア州にあるサンノゼ州立大学で日本学を専攻し、1973年にはサンノゼ姉妹都市交換留学プログラムを通して岡山県に留学しました。その後、4年間大阪の会計事務所で唯一の米国人公認会計士として勤務し、日本との親交を深め、帰米後には、多くの日系企業や邦人及び日本関連団体に対し監査、会計及び国際税務等のサービス提供やアドバイスを行ってきました。
 
1996年から2021年3月まで、同氏はサンディエゴ・ティファナ日本協会の理事を務め、そのうち2005年から3年間は、同理事長として、サンディエゴ地域における対日理解促進のため活動しました。また、地元のみならず全米レベルにおける公認会計士協会の役員として、また、在日米国商工会議所のメンバーとして、国際的に活躍しました。2000年には、サンディエゴ・ビジネスジャーナルから「活躍する女性経営者(San Diego’s Women Who Means Business)」 の一人として取り上げられました。
 
これらの功績が評価され、同氏は2012年にサンディエゴの日本国名誉領事に任命され、さらに、サンディエゴ領事団団長を5年間務めました。同氏は、名誉領事として、邦人援護などの領事業務への貢献のみならず、日本とサンディエゴにおける人物交流や相互理解の増進に尽力しました。また、同氏は2017年より、京都シンポジウム・オーガニゼーションの会計担当理事を務めています。令和4年(2022年)6月に名誉領事としての在籍期間10年という節目を迎え、引き続き勢力的に活動しています。
 

インフォメーション・リンク

Consulate-General of Japan in Los Angeles Honorary Consulate Profiles:
https://www.la.us.emb-japan.go.jp/itpr_en/HCG_bios.htm
 
The Orders of the Rising Sun:
https://www8.cao.go.jp/shokun/en/orders-of-the-rising-sun.html