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在ロサンゼルス総領事館・領事部

在ロサンゼルス総領事館からのお知らせ

米国出入国管理の強化と日本旅券の現状について (入国時の指紋採取と顔写真撮影)


  2005年6月27日
入国時の指紋採取と顔写真撮影
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米国政府は、2004年1月5日より、 US ― VISIT プログラムと呼ばれる新しい出入国管理システムを導入しました。この制度は米国が発給する査証を所持して米国に渡航する方々から指紋採取と顔写真の撮影を行うことを目的としており、2004年1月5日より開始しています。

b02 更に米国政府は、2004年9月30日からは、査証を必要としない短期観光客も含む全ての外国人渡航者から、入国時点で指紋採取と顔写真の撮影を開始しています。詳細は以下のとおりです。 

入国カウンターにおいて、両手人差し指の指紋採取、デジタルカメラによる顔写真の撮影が行われる。これらの情報は、データーベースに登録されている情報と照合され、入国許可の判断に当たって利用される。なお、その後も米国に入国する都度、同様の手続きが必要となります。

この手続きは米国内の全ての空港・海港において実施されており、2005年12月31日までに全ての陸路国境において実施される予定です(注:11月中旬よりダグラス(アリゾナ州)、ポート・ヒューロン(ミシガン州)、ラレド(テキサス州)の3つの陸路国境にて、入国審査の試験的実施が行われる予定であります)。
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出国時の手続きについては、これまで2004年1月5日より、ボルチモア国際空港及びマイアミ海港で自動端末機にて試験運用中でしたが、2004年8月3日よりシカゴ・オヘア国際空港でも開始し、2004年9月1日よりは、15ヶ所に拡大して実施されています。空港は12ケ所(ボルチモア、シカゴ、アトランタ、ダラス、デンバー、デトロイト、ニューアーク、フィラデルフィア、フェニックス、サンフランシスコ、サンユアン、シアトル)。海港は3ケ所(マイアミ、ロサンゼルスのロングビーチとサンペドロ)です。2004年9月30日からは、入国時と同様査証を必要としない短期観光客も含む外国人渡航者から、出国時点で指紋採取と顔写真の撮影を行っています(注:現在のところこの運用はあくまで試験的ですが、2004年8月3日から90日間の試験期間後には本格的に運用に関する決定が行われることになっています)。詳細は以下のとおりです。

自動端末機のみ

 

チェックイン後、空港、海港において、金属探知器(TSA Screener)を越えたところに設置してある自動端末機にパスポートを入れる。両手の人差し指の指紋採取(左、右の順)、顔写真の撮影を行う。データが採取された証拠となるレシートを受け取り、ゲートに向かい搭乗する。

端末機+モバイル端末機( US ― VISIT 係員)

 

上記の手続きの後、搭乗ゲートの前でUS―VISIT係員にレシートを渡し、係員がモバイル機によって両手の人差し指の指紋採取(左、右の順)、本人確認を行う。その後搭乗する。

モバイル端末機( US-VISIT 係員)の

 

チェックイン後そのまま搭乗ゲートに向かい、ゲートの前でUS―VISIT係員にパスポートを渡し、両手の人差し指の指紋採取(左・右の順)、顔写真撮影を行う。係員からレシートを受け取って搭乗する。 米国政府の説明によると、入国の際に上記対象空港・海港にて出国手続きを分かりやすく説明した出国カードを配布するとともに、対象空港・海港では、アナウンスなどによって出国者に手続きの周知を行うこととしています。また、日本人利用客が多い空港には、日本語を話せる人員を配置するようにして、試験運用中も円滑な出国手続きが進むようにするとしています。



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