2006年3月20日から世界中の全在外公館及び日本国内の各都道府県旅券事務所では新しいタイプのパスポート(旅券)の申請受付を開始します。このパスポート(IC旅券)には、これまで以上に偽変造が難しくなるよう様々な工夫を施しますが、一番の特徴はIC(集積回路)を搭載し、国籍や名前、生年月日など旅券面の身分事項のほか、所持人の顔写真を電磁的に記録することです。IC旅券もこれまでと同じように冊子型ですが、冊子中央にICチップ及び通信を行うためのアンテナを格納したカードが組み込まれます。 我が国が発行するIC旅券の生体情報としては、「顔画像」のみを記録することにしています。
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