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第3回安全対策連絡協議会用資料 安全 防犯安全 防犯
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「米国政府によるテロ脅威レベルの引き上げ」

平成17年7月8日
在ロサンゼルス日本国総領事館



7 月 7 日(現地時間)、チャートフ国土安全保障省長官が、テロ脅威レベルを現在の「黄色」 5段階の上から3番目)から、大量交通機関(地域・都市 旅客鉄道、地下鉄、都市バス)に限り「橙色」(5段階の上から2番目)に引き上げると発表しました。この措置について、同長官は、要旨以下のとおり述べ、テロ攻撃に対する警戒を呼びかけています。

本日ロンドンで発生した爆発事件を受けて、米国政府はテロ脅威レベルを「黄色」から「橙色」に引き上げる。対象は大量交通機関に限定される。米国に対する差し迫ったテロ攻撃の脅威を示す具体的な情報を得ていないが、アル・カーイダとその関連組織による欧州及び米国を標的としたテロ攻撃の意図を示す種々の情報は継続的に報告されてきた。
ロンドンにおける事件を英首相はテロと指摘しており、米国も同意見である。同事件が、アル・カーイダがこれまで行ってきたテロ行為に特有の手法が取られていることに鑑み、本事件の標的と同様、交通機関の脅威レベルを引き上げることとした。
米政府は、9.11同時多発テロ事件及びマドリードにおける鉄道爆破テロ事件以降、交通システムの安全対策に関し必要な措置をとってきたが、交通機関を利用する際は周囲に更なる注意を払っていただきたい。


テロ攻撃の危険に対する米国政府の警告やアル・カーイダ幹部がテロを促しているとも考えられるメッセージ等については、これまでも随時、渡航情報により注意喚起してきていますが、上記の米国政府によるテロ脅威レベルの引き上げ及びロンドンで発生した爆発事件にも留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、交通機関を利用するときは周囲に十分注意する、テロの標的となる可能性がある施設等の危険な場所にはできる限り近づかないなど安全確保に十分注意して下さい。また、テロ事件等が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策がとれるよう心掛けて下さい。


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