6月14日午後8時前、北カリフォルニア沖を震源とするマグニチュード7(初期測定値)の地震があり、津波警報が発せられましたが、約1時間後に警報は解除されました。この間、一部で情報が錯綜し、対応に混乱もあったと報じられています。津波への対応は、スマトラ沖地震の例を引くまでもなく、一刻も早く正確な情報を入手することが不可欠です。この6月中旬には14日の地震を含め、既に4回の有感地震が起きていることは皆様ご承知の通りです。
当総領事館としては、引き続き当地在留邦人の皆様の安全確保にできる限りの対応をして参る所存ですが、緊急事態発生時における情報の速やかな入手につきましては、日頃からテレビ、ラジオ、インターネットなど皆様の身の回りにある情報通信手段を活用して、自ら迅速で正確な情報を入手すべく努められるようお願い致します。
「備えあれば憂いなし」と言われますが、危機管理の要諦も、皆様一人一人が万一の事態に備えて日頃から自然災害やテロなどの情報に対して注意を払われることにあると考えます。
そうした観点から、ご参考までに、以下に緊急事態に際しての情報源として、テレビ、ラジオ、インターネットの中から有用と思われるものを幾つか取り上げてみました。状況によってそれぞれ一長一短ありますが、適宜使い分けながら、情報入手に努められるようお願いいたします。また、緊急事態を示す情報に接した場合には、友人・知人との間ですぐに連絡し合って頂きたいと思います。
なお、この機会に、携帯ラジオや懐中電灯の他、飲料水や非常食など必要な備えができているか確認されることをお勧めします。
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