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安全対策連絡協議会用資料 安全 防犯安全 防犯
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「当地の犯罪・治安情勢等について」

平成17年3月16日
在ロサンゼルス日本国総領事館

最近の当地の犯罪・治安情勢(2004年12月~2005年3月上旬)の概要はとりまとめ以下のとおりです。


テロ関連情報

12月14日付当地報道記事によれば、具体的なテロ情報を入手している訳ではないが、対テロ治安当局は海外で続発している商業ジェット旅客機に対する携帯型地対空ミサイル攻撃がロサンゼルス国際空港で起こる可能性に備え、同攻撃からロサンゼルス国際空港のジェット旅客機を防御する対策を進めている由であり、潜在的なテロの可能性は引き続き否定できない状況です。

治安・社会情勢全般

ロサンゼルス市警察の統計によれば、上記期間内に同地域内において発生した殺人事件は124件、強盗事件は3,224件であり、その主なものはギャングの抗争による殺人事件やダウンタウン南部等比較的危険な地区を中心に発生している強盗等です。
2005年1月1日ロサンゼルス市警察署長は、昨年の犯罪統計を基にロサンゼルス市は安全な都市へなりつつあると発表しており、治安は安定傾向にあります。(特に2005年以降、特に犯罪は減少傾向にあり、3月5日現在の同管轄地域内における凶悪犯罪発生件数は昨年同期比で約25%減となっています。)
また、先日行われたLAマラソンのような大規模行事の際には警官を増員配置するなどの特別警戒態勢を取っており、治安の維持に万全を期している由。

邦人の犯罪被害等

邦人の犯罪被害に関しては、従前同様、旅行者等短期滞在者を中心に、車上荒らしや寸借詐欺等の比較的軽微な被害が殆どでした。なお、 第1回協議会にて注意を呼びかけていた寸借詐欺師(当地観光場所等を中心に一時的困窮を装って在留邦人や短期旅行者等から寸借詐欺を働いていた邦人女性)はロサンゼルス市警に指名手配された後逮捕されるに至っていますのでご参考まで。

その他

米国内の空港ではセキュリティ上の理由からスーツケース等の航空機預け入れ荷物は施錠しないよう求められていますが、邦人旅行者の中には、同荷物などに多額の現金や貴重品、土産品等を入れたまま航空機に預け入れた結果、これら現金や貴重品等を紛失するケースが発生しています。

米国内の空港ではセキュリティ上の理由からスーツケース等の航空機預け入れ荷物は施錠しないよう求められていますが、邦人旅行者の中には、同荷物などに多額の現金や貴重品、土産品等を入れたまま航空機に預け入れた結果、これら現金や貴重品等を紛失するケースが発生しています。
つきましては、航空機を利用して米国内を旅行する場合には、同預け入れ荷物には現金や貴重品等を入れず、必ず手荷物として携行するよう十分注意してください。  
なお、預け入れ荷物から物品が紛失した場合には下記のTSAホーム・ページから苦情届出フォーム(Claim Form)を入手し、苦情届出を行うことができます。
http://www.tsa.gov/interweb/assetlibrary/SF95Claim_Form_Rev_10-26-2004.pdf
2月28日付連邦運輸保安局(TSA)発表によれば平成17年4月14日から一切のライター類が機内持ち込み禁止となりますのでご注意ください。セキュリティ・チェックにてポケットや手荷物内等に所持していることが判明した場合には、その場で没収となります。(マッチを持ち込むことは可能)
このほかの機内持ち込み禁止物品についても、今後追加される事が予想されますので、最新情報の取得を心掛けて頂きますようお願いします。


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