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在留邦人の皆様へ
在ロサンゼルス総領事館からのお知らせ


日本における麻疹(はしか)の流行について

                 2007年6月21日

 

 

 現在、関東地方を中心に麻疹が流行しています。麻疹は乳幼児に多く発症しますが、最近では20代前半の成人の感染者の増加が目立っており、都内の大学等では休校の措置をとっているところもあります。

 麻疹の感染力は極めて強く、麻疹ウイルスに免疫を持たない人はほぼ100%発病します。一度典型的な麻疹を発症した人は、通常、終生免疫が獲得されます。最近では、カナダで修学旅行中の生徒1人が発病し、参加者の一部が現地保健当局の検査等を受けることとなりました。

 海外において発病した場合は、旅行の日程変更のみならず現地に留めおかれる可能性もあります。海外の特定国・地域において麻疹が流行しているわけではありませんが、渡航先でのトラブル回避のため、渡航前のワクチン接種をお勧めします。WHOにおいてもワクチン接種を推奨しており、殆どの先進国においては麻疹ワクチンの2回接種が実施されていますので、特に1回接種された方でも免疫低下の可能性のある30歳未満の方は、接種をお勧めします。


国立感染症研究所感染症情報センターホームページも御参照ください。
 ( http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html


麻疹について

  麻疹は伝染性の強い急性発疹性のウイルス感染症で、感染者の気道分泌物(鼻、咽頭、口腔からの飛沫、飛沫核)による空気感染、飛沫感染により感染します。潜伏期間は10~12日で、主な症状は38℃前後の発熱、咳、鼻汁、結膜充血、目脂、発疹等です。また、合併症として肺炎、脳炎などを来すこともあります。特別な治療法はなく対症療法が中心となります。

予防方法

  唯一の予防方法はワクチン接種です。日本では1歳児と小学校入学前年度を対象に定期接種が行われています。

 

(問い合わせ先)

在ロサンゼルス日本国総領事館(市川理事官)

住所:350 S. Grand Ave., STE1700, Los Angeles, CA 90071

電話:213-617-6700


外務省領事局政策課(海外医療情報)

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850


外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp

 

 


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Tel:(:213)617-6700 Fax;(213)617-6727
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