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在ロサンゼルス総領事館からのお知らせ


米国:西ナイルウィルスの発生状況

  2004年6月29日


西ナイルウィルスの感染状況

米国においては、1999年にニューヨークで西ナイルウィルスによる感染症が発生して以来、毎年蚊の活動が活発になる7月から10月頃にかけて西ナイルウィルス感染者が報告されています。

米国疾病対策予防センター(CDC:Center for Disease Control and Prevention)によれば、6月22日現在、アリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、ネブラスカ、ニューメキシコ、サウスダコタ、ワイオミング各州で32名の西ナイルウィルスの感染者(アリゾナ20名、カリフォルニア6名、フロリダ2名、その他の州各1名、死者0名)が報告されています。各州の感染者数等については米国CDCのホームページに掲載されていますのでご確認ください。

CDCホームページアドレス: http://www.cdc.gov/ncidod/dvbid/westnile/surv&control04Maps.htm

また、米国CDCでは西ナイルウィルス予防対策の一環として、感染経路、症状、予防方法などを公表していますが、日本の厚生労働省ではその概要を翻訳しCD-ROMを作成したところ、その概要を「外務省海外安全ホームページ」中の「感染症関連情報」4.その他の感染症関連情報に掲載しましたのでご覧ください。


西ナイルウィルスについて

西ナイルウィルスは、従来アフリカ、ヨーロッパ、西アジアで患者発生報告がありましたが、米国では1999年に初めてニューヨークで患者が発生し、以来、毎年蚊が活発に活動する時期に発生しています。これまで、日本においては輸入症例、国内感染の報告はありません。

西ナイルウィルスはウィルスに感染している蚊に刺されることで感染しますが、発症するのは2割程度(潜伏期間2~14日)で8割の人は無症状です。なお、ヒトからヒトへの感染はありません。

西ナイルウィルスに感染し発症した状態が西ナイル熱といわれるもので、西ナイル熱はインフルエンザ様の症状の、比較的軽症の病気で、ほとんどの患者は数日から1週間程度で回復します。一方、ウィルスが脳に感染して重篤な状態となるのが西ナイル脳炎です。重篤な状態となるのは感染者の約1%と言われていますが、特に高齢者が多いようです。重症患者の3~15%が死亡すると言われています。


予防方法

現在のところ、西ナイルウィルスに対するワクチンはありません。また、西ナイル熱や西ナイル脳炎に対する特効薬もなく、症状を軽減する治療が中心となっています。蚊に刺されないようにすることが予防となりますので、虫よけスプレーを利用したり、戸外に出るときはできる限り、長袖、長ズボンを着用することをお奨めします。



  (問合せ先)

外務省領事移住部政策課

電話番号:(代)(03)3580-3311(内線) 2850、5046

外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
電話番号:(代)(03)3580-3311(内線) 2902

外務省 海外安全ホームページ
http://www.mofa.go.jp/anzen

 



総領事館連絡先
電話 213-617-6700
住所 350 South Grand Avenue Suite1700、 Los Angeles、 CA 90071
ホームページ http://www.la.us.emb-japan.go.jp/



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