アル・カーイダ幹部がテロを促しているとも考えられるメッセージやテロ攻撃の危険に対する米国政府の警告等については、これまでも随時、渡航情報により注意喚起してきています(12月20日付け広域情報「アル・カーイダ幹部によると見られるテロ攻撃の声明」、11月22日付け広域情報「テロ攻撃に関する米国務省の警告」等参照)。上記1.の米国政府によるテロ攻撃の警告レベルの引き上げにも留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、テロの標的となる可能性のある施設等の危険な場所にはできる限り近づかない、周囲の状況に警戒するなど安全確保に十分注意してください。
また、テロ事件等が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策がとれるよう心掛けてください。
<参考>
米国政府は、国家安全保障勧告シスム(The Homeland Security Advisory System)により、同国におけるテロ攻撃の脅威のレベルについて、「低い(low):緑」、「慎重を期す(guarded):青」、「高まっている(elevated):黄」、「高い(high):橙」、「高度の危機(severe):赤」の5段階で評価して国民に伝えることとしており、「高い(high):橙」は、テロ攻撃の危険が高いことを示しています。
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