在米被爆者健康診断実施における交換会の開催

令和4年11月14日
11月7日(月)、 在ロサンゼルス総領事館は、在北米被爆者健康診断等事業関係者の当地来訪にあわせ、総領事公邸に関係者を招いて交換会を実施しました。

交換会には、本件訪問事業の団長である松村誠広島県医師会会長ほか医師団の皆様、ロサンゼルス郡医師会(LACMA)からジェリー・P・アブラハム理事をはじめとした同医師会関係者、米国広島-長崎原爆被爆者協会(ASA)の更科洵爾会長夫妻のほか関係者の皆様、総勢30名が参加されました。

交換会においては、1976年12月に広島県医師会とロサンゼルス郡医師会(LACMA)が姉妹関係を締結し、これにより日本からの医師団が米国内で健康相談などを実施することが可能となった経緯を踏まえ、日本側から高齢化した被爆者への医療、援護制度等について説明し、改めて米側の協力に感謝を表明しました。LACMA側からは同医師会の歴史を踏まえた現状の紹介等がなされました。

また、ASAの更科会長ほかの皆様からは、被爆体験を伺う貴重な機会を得ることができ、参加者一同改めて被爆者の御苦労とこの事業の重要性や継続の必要性を再認識する機会となりました。