次世代リーダーズイベント:「災害時におけるコミュニティのレジリエンス強化」

令和6年11月21日

11月8日、当館とLA次世代日系アメリカ人リーダーズイニシアティブは、ジャパン・ハウス ロサンゼルスにてイベント「災害時におけるコミュニティのレジリエンス強化」を開催しました。本イベントは、女性ダイバーシティサブコミッティおよび政治サブコミッティによって運営され、自然災害後の復興とレジリエンスを促進するリーダーの仕事に焦点を当てました。
 

特別ゲストとして、米国下院議員(カリフォルニア州第39区)のマーク・タカノ氏が挨拶を行い、その後、外務省のWPS(女性・平和・安全保障)行動評価委員でもある池田恵子静岡大学教授による録画基調講演が行われました。
 

日本の技術が自然災害に対応する上での重要な役割について、Kubota Membrane USAの若原氏が、日本国外で初めてロサンゼルス市で採用されたKubotaの耐震ダクタイル鉄管(ERDIP)についてのプレゼンテーションを行いました。
 

パネルディスカッションには、米国下院議員(ハワイ州第2区)のジル・トクダ氏、ハワイ日本文化センターの社長兼エグゼクティブディレクターのネイト・ギョトク氏、Women's Eyeの共同創設者兼エグゼクティブディレクターの石本恵氏が参加しました。トクダ議員と石本氏がバーチャルで参加する中、モデレーターのキャンディス・シカイ氏が活発な議論を進行しました。2023年のハワイ州マウイ島の山火事被害や2011年の東日本大震災の後の復興に関する話をはじめ、各パネリストの「復興と再建への関わり」を議論のトピックとし、対災害計画における女性の関与の必要性について訴えました。
 

その後のレセプションでは、Mutual Tradingが提供する日本酒の試飲とKatsu-yaによる料理が提供されました。