令和元年度外務大臣表彰

2019/11/26

出村文男氏が令和元年度外務大臣表彰を受賞しました。

 

糸東流空手道玄武会長である出村文男氏 が,令和元年度外務大臣表彰受賞しました。出村氏に対して、11月13日に総領事公邸にて表彰式が行われました。 外務大臣表彰は、国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する日本国民の理解と支持を一層深めることを目的としています。出村氏の経歴と表彰理由は以下の通りです。

 

 

1.経歴

出村氏は,横浜に生まれ、空手道、琉球古武道、抜刀道、居合道を学ぶ。1961年に全日本空手道選手権大会において優勝。1965年に渡米し、空手道糸洲会の指導員に就任。空手や琉球古武道の指導に尽力し、1969年から1974年カリフォルニア州オレンジ郡ブエナ・パーク市に当時所在したテーマパークJapanese Village & Deer Parkでデモンストレーションを定期的に開催。一般米国市民が興味をもつよう演舞に演出を加えるなどの工夫をしながら日本空手を紹介。1971年に「Nunchaku Karate - Weapon of Self Defense」を出版、米国内でヌンチャク(琉球古武術で用いられる武器)をはじめとする武器技に関する書籍を英語で多数出版するなどし、日本武道の理解と普及に尽力した。著名なアクション映画俳優を対象に指導を行い、ハリウッド作品を通じて、空手などを広く普及させた。1973年の映画 『燃えよドラゴン』 主演俳優ブルース・リーには、ヌンチャク技を指導。同映画のヒットを機に琉球古武術が世界的に知られることとなった。また、世界的ヒット作品 『The Karate Kid』 (邦題: 『ベスト・キッド』 )シリーズのMr. Miyagi役の専属スタントマンを務めた。
 
1994年、北米空手道師範会の設立に発起人の一人として貢献し、会長を務める。1999年に糸東流空手玄武会を創設、会長(9段)として尽力。2015年のネットフリックスドキュメンタリー 『The Real Mr. Miyagi』 が放映され、ハリウッドや武道界の大物が出村氏の影響力や功績を賞賛。出村氏は多くの業界賞を受賞し、1999年にはMartial Arts History Museum Hall of Fame (武道博物館)の殿堂入りを果たす。また、業界雑誌「Black Belt Magazine」のLifetime Achievement Awardを2回(2000年、2018年)受賞。2013年7月には、二世週ファンデーションが出村氏の武道界における功績、後進指導や武道の普及に力を注いだことを称え、パイオニア賞を授与。
 
出村氏のスポーツを通じた日本と米国との相互理解の促進を称え、この度外務大臣表彰受賞の運びとなりました。