平成27年総領事表彰

平成27年12月23日

豊島年昭氏に対する総領事表彰

在ロサンゼルス日本国総領事館は、2015年12月14日(月)、豊島年昭氏に対して総領事表彰を行いました。



豊島年昭氏の経歴・表彰理由は以下のとおりです。


1.経歴


豊島年昭氏は1947年青森県東津軽郡平内町に生まれました。1962年に上京し、寿司職人として働き始め、その後1973年に渡米し、1980年にロサンゼルスのリトルトーキョーに「鮨元」を開店、当初から今日まで行列ができる店として人気を博しています。また同氏は南加青森県人会の創設に尽力され、自らも第4代会長を務め、当地における日系人コミュニティの発展に貢献されています。2007年からは初代ねぶた囃子保存会会長を務め、また本年2月には青森市の観光大使にも任命され、当地における日本文化のPR活動に全力を注いでおられます。


2.表彰理由


豊島年昭氏は35年の長きに亘り、当地において人気寿司店当主として活躍されており、日本で食べるものと遜色のない美味しくて新鮮な寿司を提供し、ホンモノの味を伝えることに尽力されています。また、同氏はLAねぶた囃子保存会会長、また青森市観光大使として、当地の様々なイベントに参加され、はねと、囃子を実現し、日本文化広報活動を精力的に行っておられます。特に本年は二世ウィーク祭やハリウッド・クリスマス・パレードでのねぶた参加が大成功を収められ、日本の伝統文化の継承・普及に多大なる貢献をされています。


3.表彰状授与式


豊島氏の表彰状授与式は12月14日、14時より総領事公邸にて、ご家族及びご友人・関係者出席の下開催されました。堀之内総領事より、同氏の当地において長年人気寿司店を経営されてきたご苦労やご尽力を振り返ると共に、本年の二世ウィーク祭やハリウッド・クリスマス・パレードでのねぶた祭り成功など、日本文化普及に対する同氏の貢献を高く評価し、謝意を表しました。表彰状授与後、豊島氏はここまで来られたのは皆様の協力のおかげと、ゲストの方々への感謝の気持ちを伝え、今回の表彰を機に、まだまだ現役でがんばろうとの決意を新たにしたと語られました。祝辞はインターナショナル・マリン・プロダクツ社長のクサヤナギ・ジョージ氏と鮨元のシミズ・カズヒコ氏が述べられ、それぞれ豊島氏のこれまでの功績を称えられました。乾杯の音頭はマーケット・スペシャルティー元社長のタノオカ・ツヨシ氏がとり、豊島氏を祝福、約40分の授与式を締めくくりました。その後のレセプションで豊島氏はゲストの皆様と和やかに歓談されました。