平成27年総領事表彰

2015/11/30

雲田康夫氏に対する総領事表彰

在ロサンゼルス日本国総領事館は、2015年11月17日(火)、雲田康夫氏に対して総領事表彰を行いました。

雲田康夫氏の経歴・表彰理由は以下のとおりです。


1.経歴


雲田康夫氏は1941年、樺太生まれ。青山学院大学法学部卒業後、66年に森永乳業株式会社に入社。その後1985年に渡米し、森永乳業米国現地法人豆腐販売会社であるMorinaga Nutritional Foods, Inc.の初代社長に就任。2005年に退職されるまで米国での豆腐普及に取り組んできました。現在は中京大学客員教授として、海外で活躍できる若者の育成に尽力しています。また日本の時事通信社主催の講演会で全国支局を周り、中小企業の海外進出の指導を行っており、すでに60都市に及んでいます。


2006年にはシラタキを販売するSuper Frec U.S.A., Inc.の会長に就任し、豆腐に続く新たな健康食品としてシラタキを使ったアイデア商品の開発に努めています。また2008年には日本食文化振興協会の理事長に就任し、日本食の海外普及に全力を注いでいます。同年6月には、農林水産大臣より日本食海外普及功労者表彰を受賞されました。


2.表彰理由


雲田康夫氏は日本食が今日のように親しまれる前、大豆は家畜の飼料と言われていた時代から米国で20年以上にわたり豆腐の普及に取り組み、豆腐を健康によい食品として認知させ、「ミスター・トーフ」と呼ばれるなどアメリカに豆腐を紹介した第一人者であり、多くの苦難、苦労を乗り越えられ、米国において日本の食材、食文化が爆発的に普及する契機を作った日本人の一人です。同氏は中京大学の客員教授として、また当地における北海道同人会「道産子会」の顧問として、後継者育成にも積極的に取り組まれています。日本食文化振興協会の理事長として、毎年3000人規模の食のイベントを開催されるなど、「ジャパンブランド」の確立にも貢献されています。


3.表彰状授与式


雲田氏の表彰状授与式は11月17日、14時より総領事公邸にて、ご家族及びご友人・関係者出席の下開催されました。総領事より、同氏の米国での豆腐販売におけるご苦労やご尽力を振り返ると共に、日本食普及に対する同氏の貢献を高く評価し、謝意を表しました。表彰状授与後、雲田氏はゲストの方々への感謝の気持ちを伝え、日本食が世界を平和にするとの考えの下、今後も精力的に日本食普及に取り組んでいきたいと語られました。祝辞は共同貿易会長の金井紀年氏とあさひ学園理事長の福島祥修氏が述べられ、それぞれ雲田氏の日本食普及への貢献や後継者育成への積極的な活動を称えられました。乾杯の音頭はパイオニアセンター会長の半田俊夫氏がとり、雲田氏を祝福、約40分の授与式を締めくくりました。その後のレセプションで雲田氏はゲストの皆様と和やかに歓談されました。