平成28年春の叙勲
平成28年7月7日
アラン・タケシ・ニシオ氏に対する叙勲伝達式
平成28年4月29日に平成28年春の叙勲受章者が発表され、当館管轄地域からアラン・タケシ・ニシオ氏が受章されました。
ニシオ氏は日系コミュニティー内で指導的役割を果たし、地域への社会福祉と米国における日系コミュニティーの地位向上に尽力してきました。同氏はリトル東京サービスセンターの活動に設立当初より貢献し、1984年からは理事、1994‐1998年と2003‐2014年は理事長を務め、現在は総務会議長としてその運営に従事しています。同氏は、さまざまな活動を通じて米国における日系移民の体験を広く知らしめ、理解を深めるために尽力してきました。また同氏は、全米日系救済賠償連合の設立者兼共同代表を務め、1980年から1990年における同氏のリーダーシップは、「1988年市民の自由法」の制定に多いに貢献しました。現在は、日米文化会館の理事を務めるかたわら、次世代の日系アメリカ人リーダーの育成に従事する団体「キズナ」の顧問も務めています。
ニシオ氏の叙勲伝達式は、平成28年6月6日午後2時より総領事公邸で行われ、ご家族及びご友人の約40人が出席されました。伝達式終了後にはレセプションが開催され、ニシオ氏はゲストの皆様と和やかに歓談されました。