令和3年総領事表彰

令和3年10月9日

タムリン・直美・富田氏に対する総領事表彰

在ロサンゼルス日本国総領事館は2021年9月30日(木),タムリン・直美・富田氏に対する総領事表彰を行いました。
 
総領事表彰とは,総領事館の任務の遂行に協力頂いた,あるいは日本と米国との相互理解及び友好親善の促進等において顕著な貢献を頂いた個人又は団体を顕彰するために行っているものです。

タムリン・直美・富田氏の経歴・表彰理由は以下のとおりです。

経歴・表彰理由
富田氏は、昭和61年に映画「ベスト・キッド2」で女優としてデビューして以来、活躍の場をテレビドラマや舞台にも広げ、現在に至るまでの出演作品は130作以上にものぼるアジア系俳優を代表する女優として活躍し続けています。ハリウッド映画界ではいまだ少数派であるアジア系アメリカ人枠を少しでも増やし、また同時に与えられた役柄の国柄を役者として出来るだけ真の姿に近づけるために注力し、女優としての活動を通して日米間の相互理解の促進に尽力しています。
 
富田氏は、女優としてのデビューのきっかけとなった二世ウィーク財団において平成23年より役員として運営に携わる他、同人の地元であるサンフェルナンドバレー日系アメリカ人コミュニティセンターへのサポートにも積極的に取り組むなど当地の日系コミュニティへ積極的に貢献をされています。様々なコミュニティ主催の大きなイベントでは同人の知名度を最大限に活かし、要である司会を任せられることも多く、惜しみなくコミュニティへのサポートに注力し、日米間の友好親善に多大なる貢献をもたらしています。
 
今後とも、富田氏が日系社会、ひいては日米関係のために重要な役割を担い続けることを期待して表彰することになったものです。