米日カウンシル年次会合での講演

令和5年11月15日
11月8日、ワシントンDCにて、開催された米日カウンシル年次会合に参加し、同日朝に行われたジャパンハウスロサンゼルスがホストするSustainable Roundtableにおいて日本とカリフォルニア州で取り組む水素技術を題材とした日米経済協力に関するパネルディスカッションに参加しました。
 
冒頭、曽根総領事より東京オリンピックでの水素利用など日本が先進的に取り組んできた水素分野に関する日米協力の重要性等に触れ、G7議長国の日本と今月開催されるAPECホスト国である米国による国際社会におけるリーダーシップの重要性について登壇しました。
 
その後、連邦エネルギー省(DOE)スニタディレクターより先月発表された米国水素ハブに関する連邦政府としての展望や日本を含めた国際協力の重要性について紹介され、JH2F(日本水素フォーラム)の横尾議長からは米国で実際のプロジェクトに参画している日系企業の具体例を示しつつ、気候変動に取り組む際の水素技術の可能性や電力分野との連動の重要性など水素インフラの必要性について紹介されました。
NEDOワシントン事務所から登壇した高木所長はNEDOが日米の拠点で支援するプロジェクト具体例を示しつつ、政府レベルでの水素開発の重要性について言及、その後モデレータを務めたヘスリンENSOコーポレーションCEOからは地方行政レベルで進む日本の浪江町(福島県)、米国のランカスター市(カリフォルニア州)、ハワイ郡との水素地方連携の取り組みを紹介しました。

 

曽根総領事


連邦エネルギー省(水素担当)ディレクター 
スニタ博士


日本水素フォーラム(JH2F)議長 横尾氏


NEDOワシントン事務所 高木所長


モデレータ ENSOコーポレーション ヘスリンCEO


パネルディスカッション


登壇者全員での記念撮影