カリフォルニア州議会による本年7月29日の‘Sugihara Visas Day’の制定を記念するオンラインイベントの開催
令和3年7月26日
在ロサンゼルス日本国総領事館は、AJC(米国ユダヤ人協会)ロサンゼルス支部、日米文化会館(JACCC)と共催で、ジャパン・ハウス ロサンゼルスの協力のもと、カリフォルニア州上院決議第47号(本年7月15日可決)により2021年7月29日が「杉原ビザの日」(Sugihara Visas Day)に制定されたことを記念するオンラインイベントを開催いたします。
7月29日17時から公開予定の同オンラインイベントは、日米の公選議員、杉原千畝やユダヤ系コミュニティ関係者等からのビデオメッセージを始め、リトアニア・カウナス所在の「杉原ハウス」のバーチャルツアー、JACCCの芸術家であるヒロカズ・コサカ氏のパフォーマンス映像などが盛り込まれています(上記リンクにてアーカイブ上映あり)。
同決議は、第二次世界大戦中、多くのユダヤ人の命を救った日本の外交官・杉原千畝の偉大な功績をたたえる目的で、ロバート・ハーツバーグ・カリフォルニア州上院議員(民主党院内総務)の主導により、アル・ムラツチ・カリフォルニア州下院議員の共同提案のもと採択されました。同州上院議会での採択の模様はこちらから御覧いただけます (19:18-28:00) 。
1939年、杉原千畝は、リトアニアのカウナスに新しく開設された日本領事館の副領事に就任しました。 杉原氏が在カウナス日本国総領事館に着任して間もなく、第二次世界大戦が勃発し、ポーランドからのユダヤ人難民が、日本を通過して第三国に避難するためのビザを求めて、カウナスの日本総領事館に殺到しました。1940年7月29日、杉原氏は「命のビザ」と呼ばれる通過ビザの発給を開始しました。現存する在カウナス日本総領事館のビザリストには、2,140名近くの名前が記載されていますが、世帯主に与えられる1枚のビザで家族が入国できたことや、リストに記載されずに発給されたビザもあったため、杉原氏が救ったユダヤ人の数はこれよりも多いと考えられています。
7月29日17時から公開予定の同オンラインイベントは、日米の公選議員、杉原千畝やユダヤ系コミュニティ関係者等からのビデオメッセージを始め、リトアニア・カウナス所在の「杉原ハウス」のバーチャルツアー、JACCCの芸術家であるヒロカズ・コサカ氏のパフォーマンス映像などが盛り込まれています(上記リンクにてアーカイブ上映あり)。
同決議は、第二次世界大戦中、多くのユダヤ人の命を救った日本の外交官・杉原千畝の偉大な功績をたたえる目的で、ロバート・ハーツバーグ・カリフォルニア州上院議員(民主党院内総務)の主導により、アル・ムラツチ・カリフォルニア州下院議員の共同提案のもと採択されました。同州上院議会での採択の模様はこちらから御覧いただけます (19:18-28:00) 。
1939年、杉原千畝は、リトアニアのカウナスに新しく開設された日本領事館の副領事に就任しました。 杉原氏が在カウナス日本国総領事館に着任して間もなく、第二次世界大戦が勃発し、ポーランドからのユダヤ人難民が、日本を通過して第三国に避難するためのビザを求めて、カウナスの日本総領事館に殺到しました。1940年7月29日、杉原氏は「命のビザ」と呼ばれる通過ビザの発給を開始しました。現存する在カウナス日本総領事館のビザリストには、2,140名近くの名前が記載されていますが、世帯主に与えられる1枚のビザで家族が入国できたことや、リストに記載されずに発給されたビザもあったため、杉原氏が救ったユダヤ人の数はこれよりも多いと考えられています。