令和3年春の叙勲
令和3年10月1日
ダグラス・アーバー氏に対する叙勲伝達式
令和3年4月29日に令和3年春の叙勲受章者が発表され、当館管轄地域からはダグラス・アーバー氏が旭日双光章を受章されました。
アーバー氏の叙勲伝達式は、令和3年9月27日(月)に行われました。新型コロナウイルス感染症の影響下、叙勲伝達式は、限られた人数のゲストの方をお招きし、総領事公邸にて行われました。


ダグラス・アーバー氏は40年近くにわたり、職務及びボランティア活動を通じて、日米の友好親善と対日理解の促進に多大な貢献をされました。同氏は、南カリフォルニアの重要な日系団体である南カリフォルニア日米協会(JASSC)に、27年間属し、17年もの間、会長として、同協会の戦略立案及び文化交流や友好親善を図る数多くのイベントやプロジェクトの企画及び遂行の指揮を務められました。また、ハンチントンビーチ姉妹都市協会の会長に就任するなど、日米の友好親善の促進に尽力されました。
特に、平成23年の東日本大震災復興支援においては、JASSCの会長として、理事会と協力し、即座に日本救援基金を立ち上げ、義援金を積極的に呼びかけました。同年3月末までには、100万ドル近くが、平成28年までには、150万ドル以上がJASSCに募り、被災地の団体へ直接送られました。同人は、震災後もしばしば、JASSCの救援基金を通じて支援した団体や施設を訪問されました。さらに、福島の児童施設にいる子供達をロサンゼルスへ招待する「福島ユース文化交流事業」を平成25年から30年まで実施するなど、東日本大震災復興の支援に長期にわたって尽力されました。
また、同氏は、平成13年11月に、日本から江戸凧師の土岐幹男氏を招致し、日本の凧を紹介する「日米凧揚げ大会」を実現させました。このイベントは、土岐氏の日本凧揚げ実演の他、飴細工や太鼓演奏及び日本食の販売など、日米の文化交流を促進させ、南カリフォルニアの有力紙に取り上げられるなど、大きな反響を呼びました。平成25年には、1万5千人が参加し、日本以外で最大規模の凧上げイベントとなりました。また、同氏は、平成13年より土岐氏と共に、ロサンゼルスの公立校を訪問し、1,300人の子供たちに、竹と和紙を用いた日本の凧作りを伝授するワークショップを続けられています。
平成27年5月、安倍晋三総理(当時)ロサンゼルス訪問の際、JASSCは在ロサンゼルス日本国総領事館と共催で歓迎昼食会を開催しました。同氏はエリック・ガルセッティ・ロサンゼルス市長や他の日系団体との連携をはじめ、同昼食会の企画及び運営を担い、同昼食会を成功裏に収めました。
アーバー氏は、昭和59年、大学1年生の時に、ハンチントンビーチ市と姉妹都市関係にある愛知県安城市の交換留学に参加されました。深い感銘を受けた同氏は、平成元年、安城市へ戻り、そこで2年間、英語指導助手兼国際コーディネーターを務められました。米国に帰国後、ハンチントンビーチ姉妹都市協会に最年少の理事として加わりました。平成6年から3年間、会長に就任し、安城産業文化公園デンパークの平成9年開園に合わせ、ハンチントンビーチ市で実際に使われていた油井ポンプを友好の象徴として寄贈するなど、安城市との繋がりをより深いものへと引き上げました。その後は、アドバイザーに就任し、平成14年に、安城市市制50周年に際しハンチントンビーチ市で安城市からの訪問団を迎えて開催された、両市の永続的な友好関係を誓う式典の開催や、平成26年の「ハンチントンビーチ桜祭り」(現オレンジ郡桜祭り)の立ち上げに貢献するなど、現在もアドバイザーとして両市の友好親善と文化交流の促進に尽力されています。
アーバー氏の叙勲伝達式は、令和3年9月27日(月)に行われました。新型コロナウイルス感染症の影響下、叙勲伝達式は、限られた人数のゲストの方をお招きし、総領事公邸にて行われました。
ダグラス・アーバー氏は40年近くにわたり、職務及びボランティア活動を通じて、日米の友好親善と対日理解の促進に多大な貢献をされました。同氏は、南カリフォルニアの重要な日系団体である南カリフォルニア日米協会(JASSC)に、27年間属し、17年もの間、会長として、同協会の戦略立案及び文化交流や友好親善を図る数多くのイベントやプロジェクトの企画及び遂行の指揮を務められました。また、ハンチントンビーチ姉妹都市協会の会長に就任するなど、日米の友好親善の促進に尽力されました。
特に、平成23年の東日本大震災復興支援においては、JASSCの会長として、理事会と協力し、即座に日本救援基金を立ち上げ、義援金を積極的に呼びかけました。同年3月末までには、100万ドル近くが、平成28年までには、150万ドル以上がJASSCに募り、被災地の団体へ直接送られました。同人は、震災後もしばしば、JASSCの救援基金を通じて支援した団体や施設を訪問されました。さらに、福島の児童施設にいる子供達をロサンゼルスへ招待する「福島ユース文化交流事業」を平成25年から30年まで実施するなど、東日本大震災復興の支援に長期にわたって尽力されました。
また、同氏は、平成13年11月に、日本から江戸凧師の土岐幹男氏を招致し、日本の凧を紹介する「日米凧揚げ大会」を実現させました。このイベントは、土岐氏の日本凧揚げ実演の他、飴細工や太鼓演奏及び日本食の販売など、日米の文化交流を促進させ、南カリフォルニアの有力紙に取り上げられるなど、大きな反響を呼びました。平成25年には、1万5千人が参加し、日本以外で最大規模の凧上げイベントとなりました。また、同氏は、平成13年より土岐氏と共に、ロサンゼルスの公立校を訪問し、1,300人の子供たちに、竹と和紙を用いた日本の凧作りを伝授するワークショップを続けられています。
平成27年5月、安倍晋三総理(当時)ロサンゼルス訪問の際、JASSCは在ロサンゼルス日本国総領事館と共催で歓迎昼食会を開催しました。同氏はエリック・ガルセッティ・ロサンゼルス市長や他の日系団体との連携をはじめ、同昼食会の企画及び運営を担い、同昼食会を成功裏に収めました。
アーバー氏は、昭和59年、大学1年生の時に、ハンチントンビーチ市と姉妹都市関係にある愛知県安城市の交換留学に参加されました。深い感銘を受けた同氏は、平成元年、安城市へ戻り、そこで2年間、英語指導助手兼国際コーディネーターを務められました。米国に帰国後、ハンチントンビーチ姉妹都市協会に最年少の理事として加わりました。平成6年から3年間、会長に就任し、安城産業文化公園デンパークの平成9年開園に合わせ、ハンチントンビーチ市で実際に使われていた油井ポンプを友好の象徴として寄贈するなど、安城市との繋がりをより深いものへと引き上げました。その後は、アドバイザーに就任し、平成14年に、安城市市制50周年に際しハンチントンビーチ市で安城市からの訪問団を迎えて開催された、両市の永続的な友好関係を誓う式典の開催や、平成26年の「ハンチントンビーチ桜祭り」(現オレンジ郡桜祭り)の立ち上げに貢献するなど、現在もアドバイザーとして両市の友好親善と文化交流の促進に尽力されています。