Irene Hirano Inouye Memorial Award 授賞式及びレセプションの開催

令和6年6月26日
ロサンゼルス日本国総領事館及びUCLA Terasaki Center for Japanese Studiesは、5月31日(金)、日本国総領事公邸において、Irene Hirano Inouye Memorial Award 授賞式及びレセプションを開催しました。

Irene Hirano Inouye Memorial Awardは、UCLA Terasaki Centerが、日系人社会と日米関係の発展にその生涯を惜しみなく捧げたアイリーン・ヒラノ氏の功績を称え、彼女の遺志を将来につなげ、日系人社会と日米関係の一層の発展に貢献する人材育成に資することを目的として設立したものです。日本総領事館として、その授賞の趣旨に賛同し、今回第2回目の授賞式をUCLA Terasaki Centerとともに共催することができ大変光栄に思います。

受賞者のデイビッド・オノ氏は、日系アメリカ人の放送ジャーナリストであり、ドキュメンタリー映画制作者でもある。テキサスのローカルニュース局で大学時代のインターンシップからキャリアをスタートさせた後、ダラス、エルパソ、ミッドランド/オデッサ、サクラメント、そして現在はロサンゼルスでジャーナリストとして活躍しています。

ワイオミング州のハートマウンテン収容所に収容された日系アメリカ人と、第二次世界大戦中に隔離された部隊に兵士として従軍した日系アメリカ人をそれぞれ扱った同氏のドキュメンタリー映画『Witness: The Legacy of Heart Mountain』と『Defining Courage』は、日系アメリカ人の歴史を幅広い聴衆に伝えた。同氏の日系人コミュニティへの貢献は、日米間の歴史的・文化的な絆が絶えることがないことの証です。