2024年度日系企業向けアリゾナ州経済ミッションの開催

令和7年3月10日
2025年2月20~21日、当館は、ジェトロ・ロサンゼルス、GPEC(フェニックス大都市圏経済協議会)、ACA(アリゾナ州商務局)と共催で、アリゾナ州における経済ミッションを開催しました。
 
アリゾナ州は様々な産業で進展を遂げ、投資のホットスポットとして注目を集めています。今回の2日間のプログラムは、参加した日系企業にとって、自動運転技術やEV車、AI、ロボット工学、環境技術、バイオテクノロジーなど、多様な産業分野における投資機会について理解を深める機会となりました。
 
初日は、フェニックス大都市圏地域のビジネス・エコシステムに焦点を当て、2日目はアリゾナ州南部のピマ郡ツーソン市を訪問し、学術機関や地元企業の訪問を通じて、地域産業との経済活動を中心としたセミナーを受けました。経済セミナー、パネルディスカッション、企業訪問、ネットワーキングレセプションなどの2日間のプログラムには、最大約50名の日系企業関係者などが参加しました。
 
今回の経済ミッションは、日系企業による事業拡大・展開、日本・アリゾナ州双方向への直接投資の増加など、更なる経済関係の強化に貢献することが期待されています。
 
プログラムは以下の通り:
1日目
○ アリゾナ州商務局(ACA)とフェニックス大都市圏経済協議会(GPEC)によるアリゾナ州のビジネス環境の概要説明
○ アリゾナ州において活動する日系企業(SMBC Manubank、K Line LOGISTICS (U.S.A.) INC)によるブリーフィング
○ 米系スタートアップEarthEnとCarbon Utilityによるパネルディスカッション
○ ソルトリバー・プロジェクトによるユーティリティ・ブリーフィング 
○ アリゾナ州立大学による研究プロジェクトの紹介
○ LG Energy Solutions Arizona社とWaymo社による業界ブリーフィング/パネル
○ フェニックス大都市圏における自治体紹介
○ GPECでのネットワーキングレセプション
 
2日目(ピマ郡、アリゾナ大学との共同開催)
○ アリゾナ大学による産学連携事業の紹介
○ 地元企業による業界討論会(AGM Container Controls社、Komatsu Modular社)
○ ピマ郡ヒストリック・コートハウスでのレセプション
○Roche Tissue Diagnostics社訪問
 

 

GPECでの経済セミナー GPECにて日系企業と自治体・地元企業とのネットワーキングレセプション
左から:Heath Vescovi-Chordi(ピマ郡経済開発部長)、Rex Scott(ピマ郡理事会議長)、曽根総領事、Joe Snell(サン・コリドー社長兼CEO) Roche Tissue Diagnostics社訪問