重田光康氏に対する総領事表彰

令和7年7月31日
在ロサンゼルス日本国総領事館は7月25日、重田光康氏に対する総領事表彰を行いました。
 
総領事表彰とは、総領事館の任務の遂行に協力頂いた、あるいは日本と米国との相互理解及び友好親善の促進等において顕著な貢献を頂いた個人又は団体を顕彰するために行っているものです。
 
重田光康氏の経歴・表彰理由は以下のとおりです。
 
<経歴・表彰理由>
重田氏は、1992年にガーデナに第1号店となる「新撰組焼き鳥 本店」を創業して以来、30年以上に亘り、カリフォルニア州を中心に、焼鳥や博多ラーメン店、ちゃんこ鍋専門店など15店舗を経営され、Shin-Sen-Gumi Restaurant Group 代表取締役として、当地での日本食文化の振興に尽力されてきました。同氏は、自身の店舗を「従業員の人間育成の場」と考え、数多くの若者の人材育成にも寄与され、米国でのビジネス機会を与える窓口としても貢献してきました。

また、日本文化の交流や地域活性化を図る場として、正月の餅つき、子供の日、母の日、父の日、夏祭りなど、年間を通して様々なチャリティイベントを実施し、近年では、Anime Expo、Taste of Japan、Sake in the Parkなど、様々な日本文化発信イベントにおいて焼き鳥やラーメン等を販売することによって、幅広い客層への日本食のPRに尽力されています。また、サッカーを始めとした日本人スポーツ選手も支援にも尽力されています。
 
2024年10月には、自身の故郷である鹿児島県・徳之島の「ふるさと映画祭」を、ジャパンハウス・ロサンゼルスで実施しました。徳之島の魅力を伝える「クジラの島とくのしま」、ご自身の経験をもとにした「闘牛の島 とくのしま」の2本の映画を上映し、当地における観光・特産品プロモーションに貢献しました。
 
今回の表彰は、日本食の振興だけでなく、当地での日本文化の発信や観光促進、そして当地における日本人コミュニティの発展への貢献を称えて表彰することとなったものです。