令和5年度外務大臣表彰(渡邉利三氏)表彰式
令和6年1月25日
令和5年8月16日(日本時間)外務省は、令和5年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。在ロサンゼルス総領事館管轄区域関係者では渡邉利三氏ほかが受賞しました。これを受け、当館は1月19日(金)、渡邉利三氏に対し令和5年度外務大臣表彰を授与しました。
外務大臣表彰は、国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する日本国民の理解と支持を一層深めることを目的としています。
渡邉利三氏の表彰理由は以下のとおりです。
渡邉利三氏は、奨学金を得て留学した自身の経験から、留学を希望しながらも、資金的に留学が困難な日米の学生を支援するために、主要な団体へ多額の寄付を行っています。IUCスタンフォード日本研究センターや米国ブランダイス大学へは、各々1,000万ドル、米日カウンシルへは2,000万ドルの寄付を行い、それぞれの団体には、奨学金を支給する永続的基金が設立されています。また、ロサンゼルスにある日米文化会館のミッションを支えるため、200万ドルを寄付し、これにより日本の食文化の普及、継承を図る料理文化センターが設立されました。同氏は、教育を通じた日米の相互理解促進と当地における日本文化の継承に大きく貢献していらっしゃいます。
渡邉氏の、日本と米国の相互理解の促進への貢献を称え、この度外務大臣表彰授賞の運びとなりました。