総領事公邸でのKarate Night Receptionの実施

令和4年10月28日
10月7日(金)、 在ロサンゼルス総領事館は、世界空手連盟(WKF)及びコヤマダ・インターナショナル・ファンデーション(KIF)との共催で、米国における空手の普及、及び、空手から派生した女性のための護身術を通じて女性のエンパワーメントを目指すプロジェクト「Guardian Girls」の発足を祝う総領事公邸でのレセプションを開催しました。
 
はじめに、曽根総領事は、全米各地から参集した空手師範・指導者らと面会し、米国における空手指導を通じた日本文化普及への功労に敬意と謝意を表しました。世界空手連盟(WKF)アントニオ・エスピノス会長及び奈藏敏久事務総長は、より一層の空手の発展を目指し師範らの支援を賜りたいと述べ、今後の連携に関する意見交換が行われました。

 


空手師範らとの面会の様子
 

レセプションでは、曽根総領事による挨拶の後、モニカ・ロドリゲス ロサンゼルス市議が空手の習得によってもたらされる精神的・身体的な成長や、女性のエンパワーメントに空手から派生した護身術が寄与する意義について語りました。その後、世界空手連盟(WKF)アントニオ・エスピノス会長、コヤマダ・インターナショナル・ファンデーション(KIF)小山田真共同創設者、国連人口基金(UNFPA)マリアローザ・クティッロ戦略的パートナーシップ最高責任者がそれぞれ挨拶し、ジェンダーに基づく暴力から世界中の女性を救うため、3団体が連携して「Guardian Girls」の取り組みを展開していく旨述べました。

ニア・ライトKIF共同創設者による「Guardian Girls」の具体的な活動に関するプレゼンテーションに続き、WKF・KIF・UNFPAの三者間でのMOU署名式が執り行われました。プログラム後、出席者は中庭に移動し、日本食を囲みながら交流を深めました。

 
曽根総領事による挨拶        モニカ・ロドリゲス市議による挨拶
Guardian Girlsに関するプレゼンテーション WKF・KIF・UNFPAによるMOU署名式
   
ネットワーキングの様子
 


翌8日(土)、曽根総領事は、テラサキ武道館にて行われた「Guardian Girls」ワークショップを視察しました。本ワークショップには10代~70代まで幅広い年齢層の女性約50名が参加し、東京2020大会に米国代表として出場したサクラ・コクマイ選手や、元世界空手道選手権優勝者であるエリサ・アウ選手をはじめとしたトップアスリートから、空手から派生した護身術を学びました。「Guardian Girls」の取り組みは、今後タンザニアをはじめ世界各国で展開される予定です。
 


曽根総領事による挨拶

 
サクラ・コクマイ選手やエリサ・アウ選手による護身術指導