日系及びアフリカ系コミュニティのリーダーらが全米日系人博物館を訪問

令和4年4月29日
3月15日、武藤総領事は、Japan & Black LA Initiativeの一環として、ユナイテッド・メソジスト教会のアフリカ系聖職者及び日系コミュニティのリーダーらとともに、全米日系人博物館(JANM)を訪問しました。また、スティーブン・ブラッドフォード・カリフォルニア州上院議員、ホリー・ミッチェル・ロサンゼルス郡政官、ニティア・ラマン・ロサンゼルス市議会議員の事務所から代表者が参加しました。
 
一行は、コレクションマネージメント及びアクセス・ディレクター兼キュレーターのクリステン・ハヤシ博士と副館長(展示部門)兼アートディレクターのクレメント・ハナミ氏の案内により、メインの展示である「Common Ground」を見学しました。また、南カリフォルニア大学(USC)宗教学部長、USC伊藤真聰日本宗教・文化研究センターのダイレクターであり、2月にオープンしたばかりの特別展示である「Sutra and Bible: Faith and the Japanese American World War II Incarceration」の共同キュレーターを務めるダンカン・隆賢・ウィリアムズ博士が、一行に同展示を案内しました。
 
館内展示見学の後、アン・バロウズJANM館長、武藤総領事、メソジスト教会のマーク・ナカガワ牧師が挨拶し、カーティス・タカダ・ルークス・ロヨラ・メリーマウント大学教授の司会のもと、今回の訪問で学んだことを参加したアフリカ系及び日系の両コミュニティの間で共有し、さらにつながりを深めるための対話が行われました。
 
※Japan & Black LA Initiativeは、当館とロサンゼルス地域のユナイテッド・メソジスト教会のアフリカ系聖職者とのパートナーシップにより、日本人及び日系人コミュニティとアフリカ系コミュニティの関係を育み、相互理解を深めることでより良いコミュニティ造りに貢献することを目的として、2020年10月に発足しました。
 



館内ツアーの様子





参加者による集合写真