ロサンゼルスのアジア系コミュニティ:「共に、力強く」

令和4年6月2日
当館は、リトルトーキョー・コミュニティ・カウンシルとの共催により、5月31日に日米文化会館(JACCC)において、「アジア太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間」を記念し、アジア系コミュニティの対話と関与をテーマとするパネル・ディスカッションを開催しました。
 
イベント冒頭では、武藤総領事及びリトルトーキョー・コミュニティ・カウンシルによる歓迎の挨拶に続き、マーク・タカノ連邦下院議員、ルイ・フアン台北経済文化事務所ロサンゼルス所長、ニティヤ・ラマン・ロサンゼルス市議会議員による挨拶が行われました。また、ラマン市議からは、併せて、共にロサンゼルス・アジア太平洋諸島系米国人祝賀月間の議長を務めるジョン・リー市議との共同署名による特別表彰状がパネリストに授与されました。
 
パネル・ディスカッションは、モデレーターにパトリシア・ワイアットJACCC館長、パネリストにリシェル・アリズメンディ氏(Board President, AAPI Equity Alliance)、スティーブン・チャン氏(President, World Trade Center Los Angeles)、スネヘル・デサイ氏(Producing Artistic Director, East West Players)、レズリー・イトー氏(Executive Director, Armory Center for the Arts)、アレクサンダー・キム氏(Founder & Principal, Three Kings Public Affairs)を迎え、コミュニティ間の連携、アジア系コミュニティにおける個人の経験やアジア諸国との関係、今後連携を拡大させていく可能性について議論されました。 
 
パネル・ディスカッションの後、フレッド・ジョン・フラートン市長の乾杯の挨拶によりレセプションが開始され、DJケン・ハラダによる日本のシティ・ポップのDJパフォーマンスが披露されるとともに、おにぎり(白河こしひかり(ZENSHO))、たこ焼き(レストランTanota)、からあげ(鶏笑)、かき氷(Kuramoto Ice)、静岡クラウンメロン、クラフトビール(Echigo Weizen、Kyoto Lucky Cat)、KIMNO Drinks、酎ハイ(Yabai)、日本酒(澪)が提供され、出席したゲストは日本の音楽と食を楽しみながら交流を深めました。