「セレクトLA投資サミット」への出席

令和元年6月28日
6月6日、千葉明在ロサンゼルス日本総領事は、ワールドトレードセンター・ロサンゼルス(WTCLA)が主催する「2019年セレクトLA投資サミット」に出席しました。パネリストとして参加した「国際ステージにおけるロサンゼルス:領事団との対話」セッションでは、外国企業がロサンゼルスを選ぶ理由、グリーンビジネス、最近の貿易環境の変化等について対談がなされ、千葉総領事は、「ロサンゼルスは市場の大きさに加え、発達した航空宇宙産業、製薬産業、エンターテイメント産業、そして世界5位の経済規模が魅力的。カリフォルニア州と日本はグリーン・テクノロジーに関するMOUがあり、環境を含む様々な分野で連携。対米貿易に関しては、鉄鋼への関税撤廃を要求している。米国で操業する日系企業は米国の対外輸出にも貢献している」ことを強調しました。

同サミットでは、「外国直接投資報告書2019」が発表され、世界24以上の国・地域から約1万305社の企業が南カリフォルニア地域に直接投資し、42万5,579人の雇用を創出していることが報告されました。中でも日系企業は2,407社と最も多く、8万1,751人の雇用を生み出し、同報告書の作成以来、4年連続1位となりました。

また、ホンダ・ノースアメリカ社が長年の地元への多大な経済貢献を表され、外国直接投資(FDI)アワードを受賞しました。同社は1959年にロサンゼルスに進出し、南カリフォルニアには20億ドル以上を投資しており、約2,000人を雇用しています。


 

WTCプレジデントのスティーブン・チャン氏



パネルディスカッションの様子