| 当地に赴任してまだ秋を経験したことがないし、南カリフォルニアに秋という明確な季節があるのかも知らないのですが、最近の朝夕の冷え込みに、少なくとも夏の終わりを感じる今日この頃です。家の近くで見つけた柿の実も色づいてきました。公邸の庭にあるもみじが果たして当地でも紅葉するのか、観察しています。街路をピンクに彩っていたフロス・シルク・ツリーは盛りを過ぎましたが、この木の名前の由来となった実がどんなものか見てみるのが今から楽しみです。
先日、アジア系アメリカ人舞台芸術家育成基金という団体の年次ディナーがあり、出席しました。中国系米国人が主体でしたが、日系、韓国系、ベトナム系等、アジアの様々なエスニック・コミュニティーからの参加もあり、とてもアジア的な楽しい一時でした。その日はたまたまムーン・フェスティバルの夜で、お月見という伝統が広くアジアで共有されていることを改めて知りました。日系コミュニティーが団結することは、日系人自身にとっても、日本と米国との関係にとっても大切なことだと思います。同時に、日系コミュニティーが広く他のアジアのエスニック・コミュニティーと手を携えていくことも重要なのではないでしょうか。総領事館としても、在留邦人、日系人の輪を更に外に向かって広げ、アジア系米国人とのおつきあいをこれから深めていきたいと思います。
また、目を米国からアジアに転じると、ここ10年の間に東アジアの国々の協力が大きく進んでいます。東アジア共同体という言葉を聞かれたこともあるかと思います。共同体構築というのはまだまだ先のことでしょうが、多くの文化的遺産を共有し経済の相互依存を深めているアジア諸国が地域協力を進めていくことは自然なことですし、お互いにとって利益になることだと思います。更に、こういったアジアの地域協力との関係で、米国がどのような役割を果たすべきか、日米両国がアジア・太平洋地域でどのような協力を進めていくべきか、は今後の重要な課題となるでしょう。こういった問題について、最近あるところでお話をさせていただく機会がありました。その際使ったスライドと私の話の概要を当館のウェブサイトにも掲載していますので、ご関心のある方はご覧になってください。
この秋は、米国においても、日本においても、こういった国の大きな進路を決める上で重要な選挙が行われます。日本の衆議院総選挙がいつ行われるのかは、現時点(9月18日)ではわかりませんが、在外に居住している私たちも、選挙人登録をして在外選挙人証を取得することによって、選挙で投票をすることができます。ただし、登録には一定の時間が必要ですので、いま登録手続きをとられても、今回の選挙に間に合うかはわかりません。しかし、一度選挙人証を取得すると次回以降の選挙でも有効ですので、この機会にまだ在外選挙人証をお持ちでない方は、登録をされるようおすすめします。在外選挙の詳細については、当館のホームページ(http://www.la.us.emb-japan.go.jp/web/m02_05.htm)をご覧ください。 |